コラム│ひとつの研修で 持ち帰るものは複数
今日は名古屋市指定事業研修に
地域子育て支援拠点ママバラの大倉拠点長が出席しました。
出席したときの様子を(不定期の)拠点長日記としてお届けします。
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7月と9月の2回にわたって研修が行われ、
聞くだけ見るだけではない考え行動して改善していく
超即実践型の研修でした。
・令和の今の子育て家庭への
寄り添いに必要なことは何か
・子どもの自己肯定感を育むことと
同じくらい親の自己肯定感が大切であること
を前提として
今日の研修ではグループ討論があり
全体に共有すべき先進事例を!と
ご一緒した方から推薦いただきグループ代表として
支援拠点ママバラでの独自の取り組みとして
夫婦ワンチームで子育てする
妊娠期からの子育て支援
親のがっこう 令和版両親学級を事例発表
させていただきました。
まずは産後から支援、であるとか
産後ケアももちろん大切と言われますが、
📍子育て支援は妊娠期からできることがあり、
📍子育ての喜びはもちろん
辛さ、悩みを個人だけの責任としない
5年間の1万人のパパママの
お悩み解決・子育て支援の成果として誕生した
親のがっこうの概要を地域子育て支援拠点
だから届けられる趣旨でお伝えしたところ、
「詳しく聞きたい」と複数の保育園、
支援拠点の支援者の方からとわざわざ質問に
きてくださり話は尽きず、ご縁に感謝しました。
子育て支援は
場所も
情報も
つながりも
すでにあるかも
しれないのですが、
📌妊娠・出産・産後の各制度が
専門分野で縦割りになっていることで
市民にとっては手間であり
利用しづらいものになっている
可能性があること
📌当事者に届いてこそ
当事者の安心・不安解消につながってこそ
さらに
📌支援者の心身もまた健全を保ちながら
継続される取り組みが必要であること
📌本音の親子の対話の前提は
本音の夫婦の対話があってこそ
📌産後うつ・虐待防止の真髄は
システムをつくって終わりではなく
日々変化する子育て環境に対応してこそ
📌産後の子育て家庭への具体的で個別、
適切な時期に
適切な量と方法での支援が必要なこと
📌支援者の人間力と探求心、待つ力が
求められること
📌子育て支援では、
意識的に提供者支援者視点から利用者視点に
動かす必要があること
を短い時間のなかでお伝えし、
同じ想いの方に届いたことが
本当に嬉しく、これからさらに広く届ける決意をする時間となりました。
新しい知見、
仲間、
エネルギーを得て
研修で得たものは想像以上。
一歩目は重たいかもしれないが、
一歩踏み出せは次の歩みにつながる。
最初の一歩として何を行動するのか
小さな小さなことでいいから決めてやっていく。
そんな気持ちで会場を後にしました。
親のがっこうの講師をこれから
募集していく予定もあります。
ご興味ある方はお気軽にお問合せよりメッセージくださいませ。
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地域子育て支援拠点の運営は
日々の子育て支援業務だけでなく
名古屋市等が主催する研修・勉強会によって
支援知識とスキルの向上を務めてながらお届けしています。